Lions for Lambs [Original Motion Picture Soundtrack]大いなる陰謀 公式サイト

GW最終日の今日、見てまいりました。
全体的な感想としましては、この豪華メンバーの割りに知りきれトンボな構成にがっかりといったところ。
「今から何かが始まる」というところで、エンディグ。
陰謀が始まる前に終わったって感じ。

俳優個々人の演技は素晴らしいですよ。
トム・クルーズは鼻持ちならない若手の上議院議員。
ハーバード大を出て、士官学校は主席卒業。
歩兵とは無縁の軍隊生活を6年送ってきたエリート中のエリート。
そのトムが信頼を置くジャーナリスト役にメリル・ストリープ。
インタビュー中はトムとのやり取りに引き込まれたんですが、局に帰った彼女は、昔革命家だったのかなと思わせるような、時代遅れのリベラル報道記者って感じ。
○日とかA○RAなんかにいそう(あくまでもイメージ)。
あれでがっかり。

監督のロバート・レッドフォードは、演技はいい。
大学教授の彼は、一人の落ちこぼれそうな学生を研究室に呼び、彼とディスカッションを始める。彼とのやり取りを通して、トムが考え、今まさに実行されんとしている「作戦」の映像がかぶり、そこで戦場と研究室がつながっていく。
学生とレッドフォードのやり取りを見ていたら、口先ばっかりで中身がない学生の生意気な意見が空虚すぎて、経験を伴ったレッドフォードの発言の重みがとても引き立っていました。
学生である私にとって、スクリーンの中の学生(Andrew Garfield。ドクターフーに出演してました)に腹を立てつつ、自分も彼のように生意気になっていないか、教授を言い負かすことだけに終始していないかと考えていました。

講義風景もよかったです。
プレゼンを通して、学生同士の議論がとても活発で、うちの学校もあれくらい活発な議論が出来たらなと思ったくらい。

という感じで、部分的にはいいけれど、トータルで見ると尻切れトンボに終わってしまった作品でした。レッドフォードの作品って、どうしてこんなのが多いの!
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